越冬するオオセッカ調査

 先週末に、宮城県伊豆沼方面まで行って来ました。発達した低気圧に遭遇した遠征隊は、高速道路から降ろされることになり3時間少しの予定が6時間以上かかって到着する。予定外の大渋滞・・。無事に帰って来たので、まあ良かった(笑)改めて、八戸はいい処ですな〜を実感する。それと・・カーナビ渋滞?を体験。指示を無視するとすんなりと走れる事もあるのかもしれないという?・・珍現象。IT機器恐るべし?使い方次第という事か。

蕪栗沼で調査を終えて八戸へ帰るために記念写真

「第66 回全国野鳥保護のつどい」環境大臣賞受賞! 2012.5.13

 NPO 法人おおせっからんどの古川博理事長と立教大学の高橋雅雄の二名で、新潟県長岡市で開催された日本鳥類保護連盟主催の「全国野鳥保護のつどい」記念式典に出席しました。この式典は、野鳥や自然環境の保護に長年功労のあった個人や団体を表彰するため、日本鳥類保護連盟の総裁である常陸宮殿下ご臨席で、愛鳥週間に毎年開催されています。この度、NPO 法人おおせっからんどは仏沼での長年の活動が認められ、環境大臣賞を受賞しました。式典では、代理で私が壇上に上がり、環境事務次官より受賞の賞状をいただきました。その後の「愛鳥パーティー」では、田中真紀子衆議院議員など新潟県関係の政治家や著名人も参加され、仏沼にゆかりのある方では、鳥類保護連盟の柳沢紀夫さんや野鳥写真家の叶内拓哉さんがお見えになっていました。さらに、一部の受賞者は常陸宮殿下妃殿下と直接お話しできる機会もあり、仏沼のオオセッカの近況についてご質問を受けました。オオセッカは近年順調に数を増やしていること、しかし震災によって何らかの被害を受けた可能性があることを話しました。特に妃殿下は津軽家ご出身ということもあり、震災の影響について大変興味を持っていただきました。(高橋雅雄)

NPOにパソコンを寄贈していただきました。

 Field Assistant Network(自然と人をネットワークする会)事務局の亀崎愛さんから、学生を中心としたField Assistant Network の活動を紹介していただきました。いろいろな大学の学生が共同で学生バードソンを運営し、その寄付金でさまざまなNPO や自然保護活動を支援していること、その中で学生自身もいろいろなことを体験・学習していることが報告されました。この度、NPO 法人おおせっからんどにも、2011 年度学生バードソンの収益の中からパソコン1台を贈呈して頂きました。寒い中、熱心に聞いて頂いた参加者の皆さんに御礼申し上げます。

東日本大震災による津波の影響調査

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災による津波被害による影響調査(オオセッカの渡りルートへの津波の影響)を実施した。発生から9ヶ月が経過した現在も被害状況は凄まじい破壊の跡を目の前にすると不幸にもそこにいたであろう犠牲者をおもうといたたまれない感情におそわれた。一同、心からご冥福をお祈りした。12月2日から4日(3日間)宮城県の亘理町鳥の海から名取川河口、石巻市北上川河口と海岸線を北上してみて、ほとんどヨシ原は消失していた。気仙沼、釜石市鵜住居(この場所は偶然にも2年前にオオセッカの越冬調査で訪れていたところ)その変貌ぶりには、言葉がなくなってしまった。

2009年11月20日 東日本大震災前の鵜住居湿地

「仏沼の環境を考える会」を開催しました。

 平成23 年1 月23 日(日)13 時から、三沢市の先人記念館セミナールームにて、「仏沼の環境を考える」というテーマで勉強会が開催され、たくさんの方が参集しました。講師として宮城県から魚道の普及活動に努力されている三塚牧夫さんと「ふゆみずたんぼ」の実践農家の斉藤肇さんにお出で頂き、お話を伺いました。田んぼはたくさんのいのちを育む場所という原点に立った米作りの大切さと楽しさ・難しさを話して頂き、これからの農業の方向性を教えて頂きました。これからは生産第一主義から、消費者のニーズに合わせた安全・安心の農業が市場を広げていくとともに、多様な生き物と共存できる地球環境を維持していくことになること、それがラムサール条約湿地である仏沼を保全していくことにつながること、またそのことで農産物に付加価値が付いて相乗効果が生まれてくるのではないかというアドバイスを頂きました。農産物を含めた貿易関税の自由化が検討される現在、仏沼のまわりで作られる農産物を生産農家だけでなく、行政や地域の関係者が一体となって流通に努力していくことが大事なことを認識する勉強会となりました。

第2回仏沼クリーン作戦&自然観察会

平成19年5月26日
 昨年に引き続き2回目になる米海軍ボランティア協力による仏沼クリーン作戦(清掃ボランティア活動)が行われました。前夜の雨で当日の天候が心配されましたが、好天に恵まれて予定通りに実施。不法投棄の大型ゴミが目立ち屈強な隊員の皆様には予想以上に大変なことだったと思います。皆様お疲れ様でした。今後も続けていきたいと考えています。参加者は80名/約7トンのゴミを撤去しました。
 爽やかな風薫る草原では、オオセッカ・コジュリン・チュウヒなどを観察し、仏沼の貴重な自然を楽しみました。

第4回 仏沼シンポジウム

2007年1月21日(日)三沢市公会堂3階会議室で第4回仏沼シンポジウム「まるごとオオセッカ研究発表・オオセッカと仏沼の映像」が行われた。(主催NPO法人おおせっからんど理事長向山満)
講演 オオセッカ研究
  佐藤文男氏(山階鳥類研究所 敬称略)
  東 信行氏(弘前大学 敬称略)
  竹内健悟氏(河川生態学術研究所 敬称略)
  成田 章氏(おおせっからんど 敬称略)
ビデオ上映 仏沼の紹介(おおせっからんど)
会場パネル展示(写真・活動紹介パネル)

仏沼ラムサール条約湿地登録 COP9

 2005年11月10日(木)アフリカのウガンダ共和国カンパラ市で開かれたラムサール条約第9回締約国会議で仏沼が登録されました。(NPOからは向山満理事長が参加した。)
日本国内で数カ所が登録され、各代表団が会議へ多数参加していた様子で、三沢市仏沼からは一人で参加して淋しかった…と理事長談。

第1回 仏沼シンポジウム開催

生態系保全と地域共生を目指してラムサール条約って何?!

 青森県の東側、太平洋に面した小川原湖湖沼群の自然は美しくかつ稀有な存在です。とりわけ仏沼は、幻の鳥オオセッカに代表される多くの稀少動植物が新たな命を育むためのふるさとになっています。仏沼干拓地は、特殊な湿地環境(潟湖干潟)と特殊な農業事情によって生態系が維持されてきました。この命あふれる仏沼を次世代へと受け継ぐためには、多くの知恵と努力が必要です。保護のための学術的な技術は無論のこと、ラムサール条約や国設鳥獣保護区などの政策的な支援、環境保全型農業の普及なども欠かせないと私たちは考えます。私たちはこのシンポジュームを通して、環境保全と地域との共生を実現するための一助となりたいと考えます。

基調講演:「ラムサール条約とは」(湿地のワイズユースについて)

安藤元一先生(東京農業大学助教授・ラムサールセンター副会長)

 平成16年2月7日(土)青森県三沢市公会堂3F会議室にて、第一回仏沼シンポジウムが開催されました。基調講演は「ラムサール条約とは」をテーマに安藤元一氏が琵琶湖や韓国の例をあげて説明がありました。三沢市にも世界に誇れる自然が残されている事を再認識、地元参加120名の市民が熱心に聴講しました。

パネルディスカッション「仏沼とラムサール条約」(生態系保全と地域文化との共生)

コーディネーター奈良典明 氏(弘前大学名誉教授)
パネリスト吉田耕悦 氏(三沢市助役)
千葉準一 氏(JAおいらせ酪農部部会長)
呉地正行 氏(日本雁を保護する会)
有谷昭男 氏(青森県環境パートナーシシップ)

 引き続き、「仏沼とラムサール」というテーマでコーディネータを弘前大学名誉教授 奈良氏を迎え、パネリストに、三沢市助役 吉田氏・おいらせ農協 千葉氏・日本雁を保護する会 呉地氏・青森NPO環境パートナーセンター 有谷氏 が意見交換をして、持続可能な社会・地域の環境保全へ向けた活動へ新しい第一歩となりました。(麦沢)