第2回仏沼クリーン作戦&自然観察会

平成19年5月26日
 昨年に引き続き2回目になる米海軍ボランティア協力による仏沼クリーン作戦(清掃ボランティア活動)が行われました。前夜の雨で当日の天候が心配されましたが、好天に恵まれて予定通りに実施。不法投棄の大型ゴミが目立ち屈強な隊員の皆様には予想以上に大変なことだったと思います。皆様お疲れ様でした。今後も続けていきたいと考えています。参加者は80名/約7トンのゴミを撤去しました。
 爽やかな風薫る草原では、オオセッカ・コジュリン・チュウヒなどを観察し、仏沼の貴重な自然を楽しみました。

第4回 仏沼シンポジウム

2007年1月21日(日)三沢市公会堂3階会議室で第4回仏沼シンポジウム「まるごとオオセッカ研究発表・オオセッカと仏沼の映像」が行われた。(主催NPO法人おおせっからんど理事長向山満)
講演 オオセッカ研究
  佐藤文男氏(山階鳥類研究所 敬称略)
  東 信行氏(弘前大学 敬称略)
  竹内健悟氏(河川生態学術研究所 敬称略)
  成田 章氏(おおせっからんど 敬称略)
ビデオ上映 仏沼の紹介(おおせっからんど)
会場パネル展示(写真・活動紹介パネル)

仏沼ラムサール条約湿地登録 COP9

 2005年11月10日(木)アフリカのウガンダ共和国カンパラ市で開かれたラムサール条約第9回締約国会議で仏沼が登録されました。(NPOからは向山満理事長が参加した。)
日本国内で数カ所が登録され、各代表団が会議へ多数参加していた様子で、三沢市仏沼からは一人で参加して淋しかった…と理事長談。

第1回 仏沼シンポジウム開催

生態系保全と地域共生を目指してラムサール条約って何?!

 青森県の東側、太平洋に面した小川原湖湖沼群の自然は美しくかつ稀有な存在です。とりわけ仏沼は、幻の鳥オオセッカに代表される多くの稀少動植物が新たな命を育むためのふるさとになっています。仏沼干拓地は、特殊な湿地環境(潟湖干潟)と特殊な農業事情によって生態系が維持されてきました。この命あふれる仏沼を次世代へと受け継ぐためには、多くの知恵と努力が必要です。保護のための学術的な技術は無論のこと、ラムサール条約や国設鳥獣保護区などの政策的な支援、環境保全型農業の普及なども欠かせないと私たちは考えます。私たちはこのシンポジュームを通して、環境保全と地域との共生を実現するための一助となりたいと考えます。

基調講演:「ラムサール条約とは」(湿地のワイズユースについて)

安藤元一先生(東京農業大学助教授・ラムサールセンター副会長)

 平成16年2月7日(土)青森県三沢市公会堂3F会議室にて、第一回仏沼シンポジウムが開催されました。基調講演は「ラムサール条約とは」をテーマに安藤元一氏が琵琶湖や韓国の例をあげて説明がありました。三沢市にも世界に誇れる自然が残されている事を再認識、地元参加120名の市民が熱心に聴講しました。

パネルディスカッション「仏沼とラムサール条約」(生態系保全と地域文化との共生)

コーディネーター奈良典明 氏(弘前大学名誉教授)
パネリスト吉田耕悦 氏(三沢市助役)
千葉準一 氏(JAおいらせ酪農部部会長)
呉地正行 氏(日本雁を保護する会)
有谷昭男 氏(青森県環境パートナーシシップ)

 引き続き、「仏沼とラムサール」というテーマでコーディネータを弘前大学名誉教授 奈良氏を迎え、パネリストに、三沢市助役 吉田氏・おいらせ農協 千葉氏・日本雁を保護する会 呉地氏・青森NPO環境パートナーセンター 有谷氏 が意見交換をして、持続可能な社会・地域の環境保全へ向けた活動へ新しい第一歩となりました。(麦沢)

夜の仏沼

月光に照らされてかすかに写っているのが仏沼です

 夜の仏沼へ出かけてみた。風がない夜でした。野鳥の鳴き声がします・・オオヨシゴイが鳴いた!…います。クイナ、オオセッカやコヨシキリなど…夜でもにぎやかで楽しく、鳥たちの世界へ浸ることが出来ました。都市伝説ならぬ、田舎伝説では 夜、一人で歩くお地蔵さん?に遭った人がいる?気になる人は出かけてみよ~う?(仏沼の名前の由来にはいろいろあります。NPO法人設立の年 17年前の記録を投稿しています。オオヨシゴイの声を聞いている事実がありました。麦沢)