ツバメが集まっています

7月20日、21日【仏沼】

ツバメやショウドウツバメの群れがみられるようになりました。珍しいハリオアマツバメやコシアカツバメもいました。田んぼではアカエリヒレアシシギを見つけました。

ツバメ
ツバメ
ショウドウツバメ
ハリオアマツバメ
コシアカツバメ
アカエリヒレアシシギ

三沢市内小学校の仏沼観察会

2024年7月8日【仏沼】

おおぞら小学校3年生17名の児童が仏沼を訪れました。この日は天気に恵まれオオセッカ、コジュリン、コヨシキリがお出迎え。望遠鏡を覗いて嘴が可愛い」「目が合った」と笑顔を見せていました。また、ネズミの巣を見つけたり道端の草花の説明に耳を傾けたりして、仏沼の自然を子ども達なりに感じ取っているようでした。(木村記)

この他に下記の三沢市内小学校の仏沼観察会を行いました。

6月19日 岡三沢小学校5年1組25名

6月24日 午前岡三沢小学校5年2組26名

6月24日 上久保小学校5年1組22名

6月25日 岡三沢小学校5年3組27名

6月26日 上久保小学校5年2組24名

   

2024年度オオセッカ一斉調査

毎年恒例の生息鳥類個体数調査(オオセッカ一斉カウント)を、仏沼を中心とした下北・三八上北全域で実施しました。風の無い快晴で絶好の調査日和の中、58名の調査員が担当する調査地へ散らばって調査ルートを早朝5時から2-3時間歩き、オオセッカをはじめとした生息鳥類をカウントしました。終了後は仏沼野鳥観察ステーションに戻って朝ごはんで、担当は前夜祭に引き続いておおせっからんど婦人部の皆様です。

調査の結果、オオセッカのオスが仏沼で計370羽、下北・三八上北全域で計613羽確認されました。どちらも昨年と同程度で、増減は特にありませんでした。過去最多だった2011年以降、オオセッカは減り続けています。今年の調査だけではこの減少傾向が止まったとは判断できませんが、ほとんど減らなかったことが何より嬉しいです。

来年は仏沼がラムサール条約登録湿地になって20周年です。調査は2025年6月29日の予定ですので、ご協力を引き続きお願いいたします。(高橋雅雄@岩手県立博物館)

劇団シンデレラ公演が開催されました。         

2024年6月29日【仏沼】

愛知県を拠点に活動する【劇団シンデレラ】の団員が、初夏の晴れ渡った小川原湖畔にある仏沼野鳥観察ステーションの広場で、ラムサール登録湿地仏沼に生息する希少鳥類オオセッカの保護をテーマにした野外ミュージカル『おかえりおおせっか』を上演しました。

『おかえりおおせっか』は仏沼のオオセッカの保護のため、特別に創られたストーリーで世界中に仏沼のオオセッカの素晴らしさを知らせるため、子供たちが踊って歌って上演しました。感動的で素晴らしい公演でした。劇団の皆さん有難うございました。         

子供たちの熱演に、観客の皆さんも引き込まれていきました。
上演後、綺麗な夕日の小川原湖の風景を楽しみました
夕日をバックに『おかえりおおせっか』を踊り、オオセッカの保護を訴えました。
夕日に向かってオオセッカの保護を誓いました。

オオセッカ一斉調査前夜祭

2024年6月29日【仏沼】仏沼

オオセッカ一斉調査を明日に控え、夕方から仏沼野鳥観察ステーションの前の広場で懇親会を開きました。おおせっからんど会員、北海道教育大学の学生さん、岩手大学の学生さん、日本野鳥の会本部、劇団シンデレラの皆様合わせて58名の参加者でバーベキュウを楽しみました。料理担当はおおせっからんど婦人部の皆様。

おおせっからんど理事長のあいさつ
劇団シンデレラのみなさん
学生のみなさん
おおせっからんどのみなさん
劇団シンデレラのみなさんは焚き火で楽しみました。

ツバメチドリやアカアシシギ

2023年6月3日【仏沼】

ツバメチドリは毎年のように夏に観られ、ヨシ原を飛び回り休息するときは水のない水田や農道に降りています。この時期には珍しいアカアシシギとムナグロもツバメチドリ近くの水田に居ました。

水が無い水田で休んでいるツバメチドリ
この時期には珍しいアカアシシギ
ムナグロ

チュウヒに カルガモ がモビング

2023年6月19日【仏沼】仏沼                             チュウヒは湿地の地上に営巣する珍しいタカで、仏沼は数少ない繁殖地の1つです。仏沼の草原を低空飛行で飛び回り、獲物を探して飛んでいる姿をよく観ます。カルガモが営巣している付近に近ずくと、2羽のカルガモが一斉に飛び出しチュウヒにモビングをし始めました。

草原を飛び回るチュウヒ
チュウヒの回りを飛び回るカルガモ
チュウヒにモビングをするカルガモ

劇団シンデレラ公演

一斉調査前夜祭企画 劇団シンデレラ・野外演劇公演

6月30日(日)早朝に実施する仏沼の一斉調査の前夜祭にて、愛知県一宮市を拠点に、湿地の自然保護などをテーマとしたファミリーミュージカルの演劇を行う劇団シンデレラによる公演が、仏沼観察ステーションで開催します。

ミュージカル「おかえり!おおせっか」の公演概要は、以下のとおりです。
どなたでもご覧いただけますのでご興味がある方はお越しください。

日時   2024年6月29日(土)15:00開演(上演時間25分程度)
場所   仏沼観察ステーション前広場(野外)
参加方法 観覧無料・参加申込不要
その他  暑さ対策の帽子や飲み物はご持参ください。
     雨天決行(軒下で実施予定)
主催   NPO法人おおせっからんど 

●あらすじ
ラムサール条約指定湿地仏沼は何もないようにみえて、
実は生きものたちの大切な場所。
中でも世界的に貴重なオオセッカのふるさと。
オオセッカのママとヒナちゃんは
来年も再来年も仏沼に渡って来ることができるのでしょうか? 

●劇団シンデレラ
愛知県一宮市を拠点とする大人とこどもによる劇団。
「夢と希望と冒険と、自然と共に生きる」をテーマに、
ファミリーミュージカルを日本全国で公演。
SDGs や、湿地の大切さを多くの人に伝える活動に取り組む。
https://cinderella.studio.site

●仏沼観察ステーションへのアクセス
三沢市三沢早稲田1292-2
アクセス:
谷地頭神社近く水路(小川原湖水辺広場入口付近)を小川原湖方面へ。
当日のぼりを目印に。駐車場20 台分あり。

オオセッカもコジュリンも子育て中

2024年6月17日                                   草原の中をチラチラ飛ぶオオセッカやコジュリンの雌が目に着くようになりました。オオセッカの雄はさえずり飛翔を行い、コジュリンは良く鳴くので目立ちますが、オオセッカの雌はほとんで観るることがないです。しかし育雛中のエサ運びのときは、ヨシ原の中を飛び回る姿を観る事が出来ます。

オオセッカ雌のエサ運び
コジュリン雌の餌運び

珍しいセッカが仏沼に飛来

2024年6月17日【仏沼】                               青森県にはセッカは繁殖しておらず珍しい野鳥です。仏沼では昨年に続き2年連続の記録です。温暖化で分布を北に広げているのでしょうか。                    オオセッカが鳴いている中で、ヒ、ヒ、ヒ、ジャ、ジャ、ジャと鳴くセッカの鳴き声には違和感を覚えます。

セッカ