ウシガエル駆除事業

 国指定仏沼鳥獣保護区外来生物駆除事業において、ウシガエル駆除の指導をいただいている佐藤良平氏が仏沼を訪れました。三角池(仏沼北部)の水棲昆虫類の生息状況には、多様性と希少さが重大なことを改めて確認しました。平成池周辺の駆除重点場所(仏沼の南部)を確認・ご指導をいただきました。

仏沼で写真講習会が開催されました。

 素晴らしい天気の恵まれて、仏沼で写真講習会(公益財団法人日本野鳥の会・CANON)が開催されました。夏空と草原、そしてオオセッカの鳴き声…いつもの仏沼の魅了を満喫できました。平成27年7月5日

仏沼の環境保全(平成池周辺)

 仏沼の南側(平成池周辺)では、近年 水位の上昇があって、開放水面がひろがり、ヨシ原湿地が消失していて生息する生きものに変化現れだしている。とくに、ヨシ原と水位状態に関係があると考えられる絶滅危惧種チュウヒ(草原棲の鷹)の繁殖がみられなくなっている。
三沢市環境衛生課では溜まった第2平成池の小排水路の詰まりを改善し、強制的に排水を図ったことが、ヨシ原の修復につながっている。

ウシガエル駆除の先進地視察

 平成27年2月23日 一ノ関市にある久保川イーハトーブで活動している特定外来種ウシガエルの駆除の方法や実態を視察に行きました。(環境省八戸自然保護官・三沢市環境衛生課・NPOおおせっからんど)

ウシガエルの駆除やってみた!

 特定外来種のウシガエルの鳴き声は以前から確認されていた。とうとう仏沼にも侵入して来てしまった。希少な生きもの(水棲昆虫、野鳥の雛など)が影響を受けることは必至!目の前の物はなんでも食らう怪物に有志(JE)が立ち上がりました。アナゴ籠にペットボトルの浮きを入れて、1週間に2回上げる。足場も悪く作業は簡単ではない。餌がなくても勝手に籠に入る性質のようですが、一緒に在来種も入るので、早く上げて避難させる事が重要。
捕獲したウシガエルは特定外来種で生きたまま搬出することは法律で禁じられているので、その場で処分する嫌な仕事もある(アメリカにいれば生きていられるのになあ)

仏沼のセルフガイド発行!

 環境省が発刊した。仏沼を紹介するセルフガイドができました。
英語バージョンも用意されて、三沢の外国人にもやさしいのです。仏沼の現地や三沢市環境衛生課で無料で入手可能です。おすすめの観察ルートや注意点が記載されています。

一斉調査の出発前ミーティング

2014年6月29日(日)早朝4:30ごろ 各担当の主調査員とサポート隊員とグループ分けが終了して、髙橋主任研究員から注意事項の様子です。ケガに注意して無事に帰還するように…
今年のオオセッカやコジュリンはどうしてるかな?  頑張ってらっしゃいませ!

仏沼の夕べ(前夜祭)

 今年も遠くから、近くからたくさん集まっていただきました。50名ぐらい?NPOの古参メンバーはもとより、大学生や高校生の参加が頼もしいですね。遠いところでは、岡山県倉敷から来てくれた北里大OGもいましたよ。今年も野鳥の会本部(東京)からも参加して、理事長もご満悦かな。きれいな小川原湖畔の夕焼けとともに、今夜も盛り上がっています。一斉調査の前夜は、野鳥談義がとても楽しくうれしい一時でもあります。

小宮先生と一斉調査後の記念写真

 平成25年6月23日 今年の一斉調査には、前上野動物園長の小宮輝之先生も参加されました。念願のオオセッカの足型はゲットしたでしょうか? 仕事で忙しい方々は調査後に解散しているので記念写真には入れなかったのは残念です。

NPO設立10周年記念の講演会を開催

 平成25年6月22日(土)八戸市のはっち2Fシアター会場にて、講師に前上野動物園園長(2004~2011)小宮輝之先生をお迎えして、NPOおおせっからんど主催:講演会「鳥あそび」人と生きもの(サントリー愛鳥基金助成事業)との関わりを行いました。動物園でのエピソードや生きものの足型・足跡の図鑑を集めるきっかけなど楽しいお話がありました。68名が参加。