2024年5月31日【仏沼】 仏沼のどこにでも居るのがコヨシキリで一番個体数が多く、一番賑やかに鳴いています。それでも20年ほど前に比べれば随分生息数が減りました。以前はどれが鳴いて居るのかわからないくらいそこらじゅうで鳴いていました。
草原のあちらこちらでウズラが鳴いている。
2024年5月24日【仏沼】 野焼き後の草原は草丈が低くウズラには丁度良い環境のようだ。観察路近くで鳴いていても中々姿が見えないが、歩いている足元から急に飛び立ちビックリすることがよくある。観察のポイントはウズラが人を確認するより早くウズラを確認すること。
聞きなれない囀りを聞いたので探してみたら渡り途中のノゴマでした。
草原に夏鳥が揃う
2024年5月14日【仏沼】 5月4日オオヨシキリ初認、5月11日カッコウ初認、そして草原の歌い手最後のコヨシキリの飛来が5月14日に確認しました。これで、草原の歌い手のオオセッカ・コジュリン・ホオアカ・オオジュリン・アオジ・オオヨシキリ・コヨシキリなどが出揃いました。これから徐々に個体数が増えて賑やかになっていきます。
仏沼南にある平成池にはカンムリカイツブリが居る他、シマアジ・コガモ・ヨシガモ・ハシビロガモ・オカヨシガモ・カルガモなどのカモ類が居ました。池の上空にはツバメチドリの数羽の群れが飛び回り、ヨシ原ではサンカノゴイが大きな声で鳴いて居ました。
野焼き後の草原に鳥たちの姿が
2024年4月13日【仏沼】 真っ黒な焼け跡にコジュリンが鳴いて居ました。沢山のタヒバリやヒバリ、カラスも居ました。何も無いような焼け跡ですが、気を付けてみると以外に鳥たちが居るのに気付きます。
仏沼の野焼き
2024年月4月11日【仏沼】 春の風物詩となった仏沼の野焼きが始まりました。三沢市役所の方々が仏沼以外に延焼しないように管理にながら焼いていきます。あっという間にヨシ原にが焼け、一面真っ黒い地面が広がっていきました。
ヨシ原にコジュリンの鳴き声
2024年3月27日【仏沼】 遠くに八甲田の白い山々がハッキリと見える春の仏沼は、枯れヨシの草原です。渡って来たばかりのコジュリンが盛んに鳴いていました。オオジュリンもちらほら渡って来ています。
舘野公園にナキイスカの群れ
2024年3月23日【六戸町舘野公園】 舘野公園は、樹齢80年を超えるアカマツの林でキャンプ場にも利用されている公園で、その林を十数羽から数百羽の群れのイスカの飛び回っていました。その中にナキイスカが6羽混じっていました。良く残雪を食べに地上に降りていました。池の脇にある水場にはイスカの他にマヒワやアトリ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、カシラダカ、などいろいろな野鳥が代わる代わる水を飲みにやって来ていました。
吹雪のコミミズクやガン
2024月3月1日【仏沼】 暖冬だった今までとうって変わって吹雪の日が続きます。仏沼の広範囲を2羽のコミミズクが飛び回り、よく急降下してネズミを捕まえていました。渡り途中の数千羽マガンやヒシクイが仏沼周辺で休んでいました。その中にタゲリの姿もありました。
蕪島のウミネコやコクガン
2024年2月11・12日 【八戸市 蕪島】 蕪島に春到来です。繁殖の為に集まってきたウミネコが一斉に飛び出したり戻ったりしてにぎやかです。そんな賑やかさを、一行に気にさる様子もなく20羽ほどのハギマシコが蕪島で越冬中です。
蕪島とマリエントの間は岩礁地帯で、潮が引くと海藻の付いた岩が表れます。そうすると数十羽が越冬しているコクガンを初めヒドリガモなどの水鳥も海藻を食べ始めます。数十年前は越冬していなかったオオバンが普通に越冬するようになり海でも見られるようになりました。驚いた事にそのオオバンも海藻を食べています。
その他クロガモやシノリガモ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ウミアイサなども観られました。
小川原湖畔にオオワシやオジロワシ・クマタカも。
2024年1月20日 【小川原湖】 今が一年で一番寒い季節で、ワシ類もあっちこっちで見かける季節です。、昨年は小川原湖が全面結氷していましたが、今年は暖冬で全く氷が張って居ません。オオオワシやオジロワシも湖岸の樹木に止まり、そこから湖面のボラなどを捕まえに飛んで行きます。よくワシが止まる場所でオオワシが聞きなれない声で鳴いて居て、見るとそばにクマタカの幼鳥が居ました。平野部のこの辺ではめったにお目にかからない貴重なクマタカの記録です。(新山)