三沢市内小学校の仏沼観察会

2024年7月8日【仏沼】

おおぞら小学校3年生17名の児童が仏沼を訪れました。この日は天気に恵まれオオセッカ、コジュリン、コヨシキリがお出迎え。望遠鏡を覗いて嘴が可愛い」「目が合った」と笑顔を見せていました。また、ネズミの巣を見つけたり道端の草花の説明に耳を傾けたりして、仏沼の自然を子ども達なりに感じ取っているようでした。(木村記)

この他に下記の三沢市内小学校の仏沼観察会を行いました。

6月19日 岡三沢小学校5年1組25名

6月24日 午前岡三沢小学校5年2組26名

6月24日 上久保小学校5年1組22名

6月25日 岡三沢小学校5年3組27名

6月26日 上久保小学校5年2組24名

   

劇団シンデレラ公演が開催されました。         

2024年6月29日【仏沼】

愛知県を拠点に活動する【劇団シンデレラ】の団員が、初夏の晴れ渡った小川原湖畔にある仏沼野鳥観察ステーションの広場で、ラムサール登録湿地仏沼に生息する希少鳥類オオセッカの保護をテーマにした野外ミュージカル『おかえりおおせっか』を上演しました。

『おかえりおおせっか』は仏沼のオオセッカの保護のため、特別に創られたストーリーで世界中に仏沼のオオセッカの素晴らしさを知らせるため、子供たちが踊って歌って上演しました。感動的で素晴らしい公演でした。劇団の皆さん有難うございました。         

子供たちの熱演に、観客の皆さんも引き込まれていきました。
上演後、綺麗な夕日の小川原湖の風景を楽しみました
夕日をバックに『おかえりおおせっか』を踊り、オオセッカの保護を訴えました。
夕日に向かってオオセッカの保護を誓いました。

オオセッカ一斉調査前夜祭

2024年6月29日【仏沼】仏沼

オオセッカ一斉調査を明日に控え、夕方から仏沼野鳥観察ステーションの前の広場で懇親会を開きました。おおせっからんど会員、北海道教育大学の学生さん、岩手大学の学生さん、日本野鳥の会本部、劇団シンデレラの皆様合わせて58名の参加者でバーベキュウを楽しみました。料理担当はおおせっからんど婦人部の皆様。

おおせっからんど理事長のあいさつ
劇団シンデレラのみなさん
学生のみなさん
おおせっからんどのみなさん
劇団シンデレラのみなさんは焚き火で楽しみました。

ツバメチドリやアカアシシギ

2023年6月3日【仏沼】

ツバメチドリは毎年のように夏に観られ、ヨシ原を飛び回り休息するときは水のない水田や農道に降りています。この時期には珍しいアカアシシギとムナグロもツバメチドリ近くの水田に居ました。

水が無い水田で休んでいるツバメチドリ
この時期には珍しいアカアシシギ
ムナグロ

チュウヒに カルガモ がモビング

2023年6月19日【仏沼】仏沼                             チュウヒは湿地の地上に営巣する珍しいタカで、仏沼は数少ない繁殖地の1つです。仏沼の草原を低空飛行で飛び回り、獲物を探して飛んでいる姿をよく観ます。カルガモが営巣している付近に近ずくと、2羽のカルガモが一斉に飛び出しチュウヒにモビングをし始めました。

草原を飛び回るチュウヒ
チュウヒの回りを飛び回るカルガモ
チュウヒにモビングをするカルガモ

オオセッカもコジュリンも子育て中

2024年6月17日                                   草原の中をチラチラ飛ぶオオセッカやコジュリンの雌が目に着くようになりました。オオセッカの雄はさえずり飛翔を行い、コジュリンは良く鳴くので目立ちますが、オオセッカの雌はほとんで観るることがないです。しかし育雛中のエサ運びのときは、ヨシ原の中を飛び回る姿を観る事が出来ます。

オオセッカ雌のエサ運び
コジュリン雌の餌運び

珍しいセッカが仏沼に飛来

2024年6月17日【仏沼】                               青森県にはセッカは繁殖しておらず珍しい野鳥です。仏沼では昨年に続き2年連続の記録です。温暖化で分布を北に広げているのでしょうか。                    オオセッカが鳴いている中で、ヒ、ヒ、ヒ、ジャ、ジャ、ジャと鳴くセッカの鳴き声には違和感を覚えます。

セッカ

コヨシキリが賑やかです。

2024年5月31日【仏沼】                               仏沼のどこにでも居るのがコヨシキリで一番個体数が多く、一番賑やかに鳴いています。それでも20年ほど前に比べれば随分生息数が減りました。以前はどれが鳴いて居るのかわからないくらいそこらじゅうで鳴いていました。

草原のあちらこちらでウズラが鳴いている。

2024年5月24日【仏沼】            野焼き後の草原は草丈が低くウズラには丁度良い環境のようだ。観察路近くで鳴いていても中々姿が見えないが、歩いている足元から急に飛び立ちビックリすることがよくある。観察のポイントはウズラが人を確認するより早くウズラを確認すること。 

聞きなれない囀りを聞いたので探してみたら渡り途中のノゴマでした。

ウズラの鳴き声
囀っているノゴマ