平成23年3月11日に発生した東日本大震災による津波被害による影響調査(オオセッカの渡りルートへの津波の影響)を実施した。発生から9ヶ月が経過した現在も被害状況は凄まじい破壊の跡を目の前にすると不幸にもそこにいたであろう犠牲者をおもうといたたまれない感情におそわれた。一同、心からご冥福をお祈りした。12月2日から4日(3日間)宮城県の亘理町鳥の海から名取川河口、石巻市北上川河口と海岸線を北上してみて、ほとんどヨシ原は消失していた。気仙沼、釜石市鵜住居(この場所は偶然にも2年前にオオセッカの越冬調査で訪れていたところ)その変貌ぶりには、言葉がなくなってしまった。