ツバメが集まっています

7月20日、21日【仏沼】

ツバメやショウドウツバメの群れがみられるようになりました。珍しいハリオアマツバメやコシアカツバメもいました。田んぼではアカエリヒレアシシギを見つけました。

ツバメ
ツバメ
ショウドウツバメ
ハリオアマツバメ
コシアカツバメ
アカエリヒレアシシギ

2024年度オオセッカ一斉調査

毎年恒例の生息鳥類個体数調査(オオセッカ一斉カウント)を、仏沼を中心とした下北・三八上北全域で実施しました。風の無い快晴で絶好の調査日和の中、58名の調査員が担当する調査地へ散らばって調査ルートを早朝5時から2-3時間歩き、オオセッカをはじめとした生息鳥類をカウントしました。終了後は仏沼野鳥観察ステーションに戻って朝ごはんで、担当は前夜祭に引き続いておおせっからんど婦人部の皆様です。

調査の結果、オオセッカのオスが仏沼で計370羽、下北・三八上北全域で計613羽確認されました。どちらも昨年と同程度で、増減は特にありませんでした。過去最多だった2011年以降、オオセッカは減り続けています。今年の調査だけではこの減少傾向が止まったとは判断できませんが、ほとんど減らなかったことが何より嬉しいです。

来年は仏沼がラムサール条約登録湿地になって20周年です。調査は2025年6月29日の予定ですので、ご協力を引き続きお願いいたします。(高橋雅雄@岩手県立博物館)

劇団シンデレラ公演

一斉調査前夜祭企画 劇団シンデレラ・野外演劇公演

6月30日(日)早朝に実施する仏沼の一斉調査の前夜祭にて、愛知県一宮市を拠点に、湿地の自然保護などをテーマとしたファミリーミュージカルの演劇を行う劇団シンデレラによる公演が、仏沼観察ステーションで開催します。

ミュージカル「おかえり!おおせっか」の公演概要は、以下のとおりです。
どなたでもご覧いただけますのでご興味がある方はお越しください。

日時   2024年6月29日(土)15:00開演(上演時間25分程度)
場所   仏沼観察ステーション前広場(野外)
参加方法 観覧無料・参加申込不要
その他  暑さ対策の帽子や飲み物はご持参ください。
     雨天決行(軒下で実施予定)
主催   NPO法人おおせっからんど 

●あらすじ
ラムサール条約指定湿地仏沼は何もないようにみえて、
実は生きものたちの大切な場所。
中でも世界的に貴重なオオセッカのふるさと。
オオセッカのママとヒナちゃんは
来年も再来年も仏沼に渡って来ることができるのでしょうか? 

●劇団シンデレラ
愛知県一宮市を拠点とする大人とこどもによる劇団。
「夢と希望と冒険と、自然と共に生きる」をテーマに、
ファミリーミュージカルを日本全国で公演。
SDGs や、湿地の大切さを多くの人に伝える活動に取り組む。
https://cinderella.studio.site

●仏沼観察ステーションへのアクセス
三沢市三沢早稲田1292-2
アクセス:
谷地頭神社近く水路(小川原湖水辺広場入口付近)を小川原湖方面へ。
当日のぼりを目印に。駐車場20 台分あり。

マガン、ヒシクイ

2024年2月10日【仏沼】

北帰行のガン類が、例年より早く仏沼に降り立ちました。朝、ねぐらから続々と飛んできたマガン、ヒシクイ、少数のシジュウカラガンは、雪のない田んぼで落ち着かない様子で、小群であちこち飛んでいくものもいました。長くは留まらないかもしれません。

マガンの群れ
ヒシクイとマガン
マガン
マガン

仏沼パネル展

今年も三沢航空科学館でおおせっからんどのパネル展が始まりました。人気の「レンジで押し花作り」は今年もあります。。11月18日、19日、と25日、26日にやっています。オリジナルの、しおりや絵はがき(押し花はがき?)作りに挑戦しましょう。

今年は仏沼で記録された絶滅危惧種の写真を集めて展示しています。仏沼でこんなに多くの希少な鳥が観察されていることを知って欲しいと思います。NHK朝ドラ「らんまん」のモデル、牧野富太郎ゆかりの植物が仏沼でも多数観察されています。標本と写真を展示していますのでぜひご来場ください。

チュウシャクシギの訪問

【仏沼】2023年5月21日

朝、4羽のチュウシャクシギが鳴きながら飛んできて草原で忙しそうに餌を食べていました。ウズラやコジュリンも囀っています。仏沼周辺の田んぼにはキジの姿も見られました。(SAN)

仏沼の乾燥化対策工事をしています

【仏沼】2023年5月20日

乾燥が進んで植生の変化も見られるようになっている仏沼ですが、ダムを作って水路への排水を減らし水位を上げる工事をやっています。完成は5月28日の予定です。

火入れ、そしてウズラ!

【仏沼】2023年4月22日

今年も仏沼の火入れが始まりました。焼け跡には例年、タヒバリやムナグロが入ります。焼け残りのヨシ原に避難しているのか、ウズラの夫婦が道路に出てきました。群れにはぐれたのかマガンが1羽と、ハイイロチュウヒのメスも1羽いました。

SAN

道路の右側が焼けた区域

押し花作り今年も大盛況!

只今航空科学館で、仏沼パネル展を開催中です。大好評なのは、レンジで乾燥して作れる押し花作りです。親子連れやカップルなど、沢山の人が作って喜んで帰って行きます。しおりと葉書の2種類から選んで(両方でも)、好きな花を台紙に置いていくという簡単な作業で、しおりが出来上がります。ある男の子は、季節をテーマに、春は花のしおり、夏は深緑のしおり、秋は紅葉の葉書、冬は葉が付いてない木や草の葉書を4枚作って行かれました。皆さんも世界で一つしかない自分だけのしおりを作ってみてはいかがですか。無料ですので是非足を運んでください。(Y.A)

再びのイタチさん

今度はじゃれあっている?2匹同時目撃。立ち上がって挨拶してくれました。小川原湖では部分白化のカンムリカイツブリさん。